偏差値が高い大学に入れば有名企業に入れるわけではない!?
今回は、無理をしてでも少しでも偏差値の高い大学に行きたいと思っている受験生に知っておいてほしいことを紹介するね。
結論から言うと、偏差値が低い大学に行こうと有名企業に就職は出来る。
こんなこと言ったら、
”偏差値の高い大学の方が企業は欲しいに決まっている”
”じゃあ、勉強頑張らなくてもいいじゃん”
と思う受験生もいると思うんだ。
でも、確かに偏差値が高い大学を出るに越したことはないが、それが全てではない。
なぜなら、企業側は
・人柄が良い人
・その企業への熱意(どれぐらい本気で入りたいのか)
・今後の可能性
を重視している企業がほとんどだからだ。
人柄が良いといっても、コミュニケーション能力が高いことや、耐性値が高い人(努力や我慢できる人)、物事に対して前向きな人など様々である。
みなさんは入社試験や適性検査という言葉を聞いたことがないかな?
だいたい一次試験で課されることが多いんだけど、どのくらいのレベルの問題が出るか知っているかな?
センター試験より難しい? 大学の二次試験と同じくらい難しい?
どちらも違います!! 検査の種類にもよりますが、ここで求められているのは、主に「中学高校レベルの基礎国語力、計算力、英語力」である。よって、難易度も高くない。
”そんなの信じられない”と思う人は、実際、書店に並ぶ就職活動の筆記試験対策の本を覗いてもらうと、そのレベルが分かるよ。
じゃあ、なんで企業側は「学力」や「学歴」を大して求めていないのかというと、
ビジネスで求められているのは「正解がない問題を解決する能力」だからだ。
今中学、高校で習っている勉強は答えがあるものばかりだと思う。でも、社会に出ると課される課題には、正解がないものが多い。
企業が求めている教養と、学校で身に付く教養は根本的に異なる。だから、企業側は学歴や学力をさほど重視しない。
アルバイトやサークル、ボランティアなどで直面する課題・問題は、「正解」がないものが多いよね。
だからこそ、学生の多くはアルバイトなどの経験を面接でアピールすることが多い。
企業も学業以外に幅広い経験を積んでいる学生に惹かれる。
なぜなら、そーいう学生の方が”考える力”が身に付いている可能性が高いからだ。
このように、偏差値が高い大学に入れば必ずしも有名企業に就職できるわけじゃない。
大学を選ぶときは、このことも考えて選んでみるといいよ('ω')ノ
こんな記事を書いたら、勉強のやる気がなくなる人もいるかもしれないけど、勉強はちゃんとやりましょう(笑)