模試の活用法は これしかない!!
1.はじめに
今回は模試の利用法について書きたいと思います。
模試は校内だけではなく、全国の同じ高校生を相手に、
自分の実力がどの程度であるのかを試す絶好の機会です。
受ける以上、効果的に利用してほしいです('ω')
模試の一番大切なことは、定期考査のときと同様に
「受けっぱなしにしない」 ということです。
模試の判定に一喜一憂するだけでは、全く模試を受ける意味が
ありません。出来なかった時こそ、
「自分の弱点が見つかってありがたい」
という気持ちで、徹底的に復習しましょう。
模試の復習の方法は、次のようにやっていきましょう!!
2.受けた直後に復習で、自己分析!!
模試は、受けた直後に(できればその日のうちに、無理なら三日以内に)
復習しましょう。
意外に、「模試の復習は結果が返されてからでいいや!」と言う
人がいますが、これは大きな間違いです。
模試の一番の目的は、
「現時点での自分の学力と
入試に必要とされる学力のギャップを測る」
ことです。
そのため模試が返却される約一カ月後に復習しても、
あまり意味がないのです。
なぜなら、その一カ月で学力は大きく変化するからです。
模試を受けた直後に復習することによって、
「現時点の自分の弱点教科は何か?」
「自分の弱点分野はどこか?」
など、自分自身の今までの勉強方法の問題点が発見できるのです。
例えば、数学なら、「確率分野が弱いな」とか
「2次関数の最大、最小についての理解が不十分だな」。
「記述式の答案の書き方が不十分だな」など、
現時点の自分自身の数学力を分することにより、
明日以降の学習方法が決まってくるわけです。
ですから、この試験直後の復習は必ずやってください。
この復習は模試の解答を丁寧に読み、理解するという方法で
よいと思います。(単に読むだけでは不十分なので、声に出して読み
紙に書いて復習しましょう。)
3.オリジナル参考書 「模試編」
2回目の復習は、模試答案と成績が返却された直後にしましょう。
ここでは、返ってきた答案をもとに、出来ていなかった
問題についてもう、もう一度きちんとノートに
解きなおしてみましょう。
ここでは、定期考査の時と同様に復習ノートの活用が効果的です。
間違えた問題をノートに貼って、解答とともに問題ポイントや
自分の盲点、弱点などを色ペンで、
どんどん書き込んでいきます。
すなわち、「オリジナル参考書、模試編」です。
模試は、予備校の先生たちによって練りに練られた
良問ぞろいです。解答、解説には、多くの別解や
様々なポイントが書かれていることと思います。
それらのものをすべて、もう一度、自分の手で
書いてまとめ直すのです。
この作業をすることによって、より自分の弱点が
はっきりします。
ひまを見つけては、この模試ノートを復習すれば
かなりの力になります。
繰り返しになりますが、模試の結果だけに一喜一憂
するのはやめましょう。
4.まとめ
受験生に覚えておいてほしいのは、
「模試の結果は一切気にしないように、
それよりも、完璧に復習すること。
その結果が最後の入試に出るから」
ということです。
高いお金を出して受ける模試です。
120%活用しましょう('ω')ノ