数学は暗記科目!? ②

 

今回は前回の 「数学は暗記科目!? ①」の続きです。

 

 

前回①を読んでいない人は 下のURLから読んでください('◇')ゞ

 

 

前回は「数学は暗記科目かおどうか」ということについて

 

 

書きました。

 

 

しかし、現実問題、日々の学校のテストや受験を目前とする

 

 

みなさんにとっては、

 

 

「そんなこと、どちらでもいいよ!! そんなことより

 

 

少しでも数学の成績が上がるような学習方法を教えてくれ!!」

 

 

という意見が多いかもしれません。

 

 

しかし、実はこの問題はみなさんの数学の成績の問題とは

 

 

全く無関係ではなく、むしろ、これこそみなさんの

 

 

数学力UPんい大きく関わってくる問題なのです。

 

 

今回は、そうしたことについて、話したいと思います。

 

 

みなさんにとっ東大や京大に合格するような先輩達は

 

 

生まれつき頭が良くて、数学の問題についても、一瞬にして

 

 

解法がヒラメイテしまうのだろうと、思うかもしれません。

 

 

確かに、中にはそんな天才型の人もいますが、彼らの多くは

 

 

いたって普通です。

 

 

彼らに「数学の学力を上げる効果的な学習法は?」という

 

 

質問をすると、そのほとんどが、

 

 

・まずは典型的な問題の解法パターンを着実に身に付けること

 

・その解法パターンのストックをどれだけ増やすかがカギ

 

・あとは初めて見る問題に対して、それらの解法パターンを

 

組み合わせて考えていけばいい

 

・問題を見た瞬間に「あの問題と同じパターンだ」と言える位に

 

徹底的にやりこんでおく

 

 

という答えを挙げます。

 

 

このエピソードを聞くと、「そんな勉強法なら自分もやっているよ」

 

 

という声が聞こえてきそうです。

 

 

確かに、それほ目新しい学習方法ではないですね。

 

 

では、同じ学習方法を実践して、なぜ、彼らは

 

 

高い数学力を身に付け、一方で、自分はなかなか数学が

 

 

できるようにならないのでしょうか?

 

 

結論は、その「やり方の違い」です。

 

 

では、さらに勉強法について詳しく話していきます。

 

 

ある程度の解法パターンを身に付けたら、次にそれらの

 

 

知識をどのように難しい問題に応用するかです。

 

 

東大、京大レベルになると見た瞬間に、

 

 

「あの解法パターンだ!」と分かる問題はほとんどありません。

 

 

そこで、まず問題文をじっくり読み、与えられている条件を

 

 

細かく分解します。

 

 

そして、求めるべき解答に対しても、そ命題を導くためには

 

 

どのような条件が成り立てばよいのか、こちらも

 

 

いくつかの補助命題に分解します。

 

 

それが出来たら、分割した1つ1つの条件や命題に対し、

 

 

使えそうな知識や、解法パターンをチェックします。

 

 

その一連の作業をしていくと、だんだん、どの問題の解法パターン

 

 

を組み合わせて解いていくと一番良いかが見えてきます。

 

 

そこまでくれば、あとは論理の飛躍が無いように、

 

 

かつ簡潔に自分のアイディアを書いていくだけです。

 

 

この最初十分な準備が答案作成に役立ちます。

 

 

問題が配られると、すぐに答えを書き始める人がいますが

 

 

それでは絶対によい答案が書けません。

 

 

東大、京大レベル目指す人は、一部の天才を除いて、

 

 

こうした作業を必ずやっています。

 

 

こうした作業を試験本番で可能にするのは、日ごろからの

 

 

レーニングです。

 

 

だからここでいう「数学の解法パターンの暗記」とは単なる

 

 

丸暗記ではありません。

 

 

基本を手に入れた後のトレーニングが一番大切で

 

 

何となく似た問題を思い出して、訳も分からずに、

 

 

解法パターンを当てはめているのとは少し違います。

 

 

もう一歩上の次元の暗記だと思います。

 

 

つまり論理的に正しく理解して始めて、

 

 

他の問題にも活用できる「解法パターンの暗記」

 

 

になると思います。

 

 

「たかが暗記されど暗記」

 

 

もう一度、日ごろの学習法について考えてみてください('ω')